27:BOS防臭袋は災害時以外にも使える

災害時トイレの防臭対策に使用するBOS防臭袋を紹介します。

BOS防臭袋L90枚箱a
これはBOS防臭袋が90枚入った箱入りです。

BOS防臭袋に漬物を入れてゴムで縛り、これを冷蔵庫にいれます。
一日たっても冷蔵庫の中に臭いはこもりません。

BOS防臭袋に。揚げたての唐揚げ(KFCなど)をいれて
ゴムで縛れば、電車の中に持ち込んでも全く気付かれません。

この箱入りは、Lサイズ(30cm×40cm (マチ付き))が90枚入りですが
SSからLLまでの大きさがあり、また、枚数もいろいろあります。

BOS防臭袋を、災害時トイレ対策用として紹介しましたが、
他にも、生ごみ処理、ベビー用 おむつ処理、ペット用 うんち処理
介護用おむつ処理などでの臭い対策になります。

また、避難所やマンションなどですでに携帯トイレを備蓄している場合でも
臭い漏れ対策として、携帯トイレを数個をいれることができる特大サイズが
ありますので、これを追加で備えておくことをお勧めします。

我家では、台所に1箱常備しており、生ごみ処理用として重宝しています。
普段使いができるもので、万が一の災害時にも役に立つことができます。
ぜひ使ってみてください。



ブログランキングへあなたの「ポチ」をお願いします
にほんブログ村 住まいブログ マンション管理へ
にほんブログ村ランキングへも「ポチ」をお願いします

26:携帯トイレ利用実験のすすめ

在宅避難するときの必需品として携帯トイレ・簡易トイレを
実際に使ってみてほしい。使ってみないと課題がわからない。
使ってみれば、臭い漏れが大変なことがすぐにわかる。

5_4


はたして、どれだけの人が実際に使ったことがあるのだろうか。
私のセミナーや講演会の参加者に聞いたところ、実際に使った人は
百人に数名だけ。しかも「大」を試している人はさらに少ない。
千名近くに聞いてこれまでに2名しか出会ったことがない。

携帯トイレに付属されている凝固剤の効果は素晴らしい。
瞬時に「小」を固めて臭いもほとんど感じなくなるものが多い。

しかしながら、「大」に対しては即効性がないので臭い漏れは防げない。
室内で臭いが漏れてきたときには居場所がなくなる(笑)。

防災展示会などでデモをやっているが、いつも液体を凝固させている。
「大」を想定したデモは行われていない。

説明している人に、「大の場合も大丈夫ですか?」と質問すると、
決まって「大も大丈夫です」と答える。自宅でテストすると
全く大丈夫ではなかった。

ぜひ、携帯トイレの利用実験は行ってほしい。
そして、課題を共有したうえで知恵を出し合って解決していきたいと思う。



ブログランキングへあなたの「ポチ」をお願いします
にほんブログ村 住まいブログ マンション管理へ
にほんブログ村ランキングへも「ポチ」をお願いします

25:携帯トイレは臭いがもれる

大地震発生時に断水でもすれば、水洗トイレは使用できなくなって
携帯トイレや簡易トイレを使用することになる。

実験をしてみた。
市販されている数種類の携帯トイレに自分の排泄物の大きいほうを
実際に入れて保管し、数日間様子を観察した。

IMG_5421_1


袋を二重にしてしっかりと口を閉じておいても、ほとんどの
携帯トイレは数時間でものすごい臭いがもれてくる。

防臭袋にいれて、毎日その状態を観察してみたが、ひどい臭気は
絶えることがない。そしてこれが、毎日増えることを考えたら。。。
やはり、臭いのもれない防臭袋を使用するしか方法はない。

展示会などで携帯トイレのデモを行っているのをみると、
ほとんどが水をジェル状に固まらせるデモばかりである。

人間の糞またはこれに匹敵するような臭いのきつい固形物を
対象にしたデモを見たことがない。

マンション管理組合で大量に購入するケースが増えているが、
実際に使用に耐えられるのかどうか実験してから購入したほうがよい。



ブログランキングへあなたの「ポチ」をお願いします
にほんブログ村 住まいブログ マンション管理へ
にほんブログ村ランキングへも「ポチ」をお願いします

24:マンホールトイレはただの肥溜め?

首都直下地震に備えて、マンホールトイレが学校避難所、
公園、マンションなどいたるところに配備されてきている。

IMGP14311

もし、近くにマンホールトイレが設置されるとしたら、
自宅用の災害時トイレは用意しなくとも良いのだろうか?

答えは、「自宅で使う災害時トイレは必ず用意すること」。

理由は三つある。
1)マンホールトイレは不特定多数の人が使用するので
 いつでも使えるとは限らない。
2)ほとんど外に設置されるので、防犯対策の心配や
 悪天候時にも使えるかどうか気になる。
3)下水道が損傷すれば使用できない。

また、マンション敷地内へのマンホールトイレ設置は、
水源があるかどうかを確認してほしい。

トイレ使用後に水が流せない場合、マンホールトイレはただの
「肥溜め」になってしまう。

また、マンホールのふたを開けたままにするので排泄物の
厳しい臭いを常時発することになる。さらに、大量の排泄物が
たまったまま数日間放置されると下水道が詰まってしまうこともある。

マンション敷地内への設置は、慎重に判断することをお勧めする。



ブログランキングへあなたの「ポチ」をお願いします
にほんブログ村 住まいブログ マンション管理へ
にほんブログ村ランキングへも「ポチ」をお願いします

番外編:震度6弱で全壊4件?

大阪北部地震における住宅被害状況がほぼ出そろった。

1府3県で、全壊4軒、半壊28軒、一部損壊16409軒となった。
震度6弱では全壊するほどの住宅への被害は少ないのか?

そうではない。次のグラフを見てほしい。

mai180620_jisin

家具や塀が倒れやすい0秒~0.5秒の地震動は、阪神淡路大震災のときと
同じ強さであることがわかる。従って、学校の塀が倒れて死者がでたり、
家の中の家具が滅茶苦茶になったところが多い。
この地震動を極短期地震動というそうだ。

しかし、家屋が倒壊しやすい1秒~2秒の地震動は非常に弱かったことがわかる。
そのために、全壊が4軒だけだった。

熊本地震の状態をみると、全壊家屋が300軒以上あったこともうなずける。

このグラフは以前から示されていたが、加速度応答スペクトルという
どう説明してよいかわからないものだっただけに
今回は非常に分かりやすい言葉を使っているので説明がしやすくなった。

今後はこのグラフをみることで家屋の被害状況が推測してほしい。



ブログランキングへあなたの「ポチ」をお願いします
にほんブログ村 住まいブログ マンション管理へ
にほんブログ村ランキングへも「ポチ」をお願いします
カテゴリ別アーカイブ
アクセスカウンター

    月別アーカイブ
    プロフィール

    マンション防災士

    日本防災士会の釜石徹です。東京都大田区在住。首都直下地震に備えマンションの防災・減災対策提案、マンション防災マニュアル作成のサポートを行っています。また10日以上の在宅避難ができるノウハウを提案しています。
    facebookでも情報発信しています。