いろいろなマンション防災マニュアルをみていますが、
どこのニュアルでも抜け落ちている「盲点」があります。

マンション防災対策を練り上げて、訓練を何度も行ったとしても、
これができていなければ、「絵に描いた餅」になってしまいます。

それは、「自助」を各家に任せていることです。

食糧や飲料水の備蓄、災害時トイレの準備などは
『「自助」で準備をしましょう』と、いうだけになっていませんか。

ある保険会社の防災意識アンケートでは、食料の備蓄を
行っている家庭は20%未満という結果が出ています。
※スミセイ「わが家の防災」アンケート:
全国の男女各500名、20代から60代まで200人、合計1000名

また、私の講演やセミナーに参加してくれた方のアンケートでは、
防災意識が高い方が参加しているだけに、3日の食料備蓄は70%以上
になりますが、7日食糧備蓄は15%程度になっています。


マンション住民が食糧や飲料水の備蓄をどの程度しているのか、
災害時トイレの準備として何をしているかなど、各家庭の備えの
状況がわからない状態では、しっかりとしたマンション防災対策を
行うことはできません。

マンション全体が備蓄倉庫となり、マンションにすむ全員が在宅避難を
できる状態をつくってこそ、マンション防災対策は機能します。

従って、マンション防災対策では全居住者が「自助」を行うよう
防災委員会が率先して「自助の推進」を行うことが必要になります。

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